目次
ショアからマダイが釣れる
千葉県の磯エリア特集
磯と言えばショアからの釣りにおいて、もっとも魚影が濃いエリアです。 堤防や漁港、サーフなどと違い、エリアに居ついている魚も多く、魚の回遊も非常に多いのが磯エリアの特徴です。
しかし、魚影が濃いと言う事は、自然の影響力が最も強いエリアでもあると言うことです。 漁港などに、比べて最も天候に左右される釣り場で、天候が悪くなれば釣り場の状況も一気に変わるのが磯エリアの怖いところです。
磯場は防波ブロックや堤防などが無い為、波が駆け上がりやすく、どんなに高い釣り場であっても決して安全ではありません。 実際に事故も多く起こっているので絶対に無理はしないでください。
事前に天気や風や波などの気象情報を調べておきましょう。 磯場には小磯~本格的な磯場までありますが、いくつかの条件が釣れる条件として必要です。
釣れる磯の条件としては、
①潮通しが良い事
②水深がある事
③ベイトが追い込まれやすい地形である事
などがあります。 岬などのように先端に位置している磯場は総じて潮通しが良く、魚の回遊ルートからも近い場合が多いので、おのずとチャンスは他のフィールドに比べて圧倒的に高いです。
先端でなくても釣れる磯場はありますが、その場合は磯場全体がワンド状になっていたり、ベイトを追い込みやすい地形になっている事が多いです。
このような条件の磯場は千葉県にはいくつもありますが、千葉県は全体的に水深が浅いポイントが多く、水深があるポイントは限られてきます。 その中でも地形、実績ともに申し分が無いエリアを厳選して紹介します。
ただ、今回はマダイをメインターゲットとしているので青物などを狙う場合とは若干ポイントが異なる場合があります。
千葉のロックショア(磯釣り)で必要なもの
※磯釣りにおいて安全面の装備や道具を準備するのは、最優先事項です。
常に万が一のことを考えてください。
慎重になり過ぎるくらいで良いと思います。
大好きな釣りも命あってのものなので、しっかりと準備していきましょう。
ライフジャケット
これは確実に装備するようにしてください!
先程もお伝えしたように磯場の釣りには危険が付きものです。安全面は磯釣りにおいて最重要なものなので絶対に用意しましょう!
ジャケットも磯場の状態やあなたのスタイルによって変えるのが良いでしょう。
例えば足場の低い磯で泳いだり、水に浸かったりしてポイントに向かったり、同じ磯場をランガンするならばショートタイプのジャケットがおススメです!
ショートのライフジャケットは磯場などで泳いだりするのを前提で作られているので機動性にするれているものが多いです。
反対に、あまりポイントを変えず、水に浸かる心配のない場所なら装備が沢山収納できるものが良いです。
ダイワ(DAIWA) フィッシングベスト ジェットブラック DF-6406 信頼と実績のダイワのライフジャケット。ブラックを基調とした迷彩柄がカッコイイ!
フラッグシップに迫るハイスペックな機能を搭載したアクティブモデル。
ポイントを見極め、移動しながら魚を狙うアクティブなアングラーにオススメ。
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リバレイ RBB RBB ロックショアベストIII ロックショアのニュースタンダードベスト |
リアス Rearth ロックショアベスト FLV-3400 浮力体をネオプレーン素材で包んだ体にフィットするロックショア用ベストです。
用途は、主に磯ヒラやロックショアなどの危険且つ過酷なシチュエーションでの釣りにおける身体防護です。 基本的にウェットスーツやドライスーツの上に着用します。 万が一の磯場での水面落下時に、厚手のネオプレーンベストが防護服代わりとしてアングラーの身体を守ります。 なお、浮力体としては十分な機能を用いてないので、ウェーデイングジャケットと併用してご使用ください。 |
ウェットスーツ
ロックショアで使用するウェットスーツはサーフィン用のような泳ぐことに特化したものではいけません。
釣りする上で泳ぐようなシュチエーションはあまりありませんし、何より重要なのが陸での動きやすさです。
サーフィンなどのものは水中での使用を主な目的としています。その為、水中でも体温が維持できるよう体にきつく密着しています。
磯場などの釣りは岩場のアップダウンや長距離の移動、またキャストと言った動作が必要になるため、間接のストレッチ性が非常に重要です。
釣り専門のものはこれらの機能が付いているものがほとんどですが、サーフィン用のものはこのような機能があるものは少なく動きにくいです。
あと生地の厚みで冬用、春秋用などがあるので季節によって選んでください。
リバレイ RBB RBB ウェットスーツII 防水性アップ、より快適になりました。
縫製はクロロプレン断面を接着し救い縫いで縫い合わせ、防水性と強度がアップしています。 また、着脱しやすい前開きダブルファスナー仕様です。 膝・尻補強パットが付いているので耐久性もグッド!
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グローブ
こちらもロックゲームにおいては必需品です。
磯場はアップダウンやポイントまで水に浸かりながら移動する場所もあります。
その際、手をついて登ったりする場合も多く、転倒や急な波で吹っ飛ばされた際に手を保護してくれます。
また、体温が下がれば手がかじかんで動かなくなり、なかなかラインが結べなかったり、ルアーの変更が出来なかったりするので、手の体温保持にも非常に重宝します。
グローブの中でも水にぬれても体温が保ててストレッチ性能があるプレーン素材のものがオススメです。
スパイクシューズ
こちらも磯場では絶対に欠かせないものになります。
ウェーディング主体であれば足首がしっかり曲がるタイプでスパイク付きのものを選びましょう。
こちらならシューズより足袋のようなものが動きやすいです。
逆に山を越えたり、長距離移動が多く高所での釣り場ならスパイクシューズがおススメです。
MAZUME(マズメ) スパイクシューズ MZWD-281 従来のステンレスピンより2倍強の硬度、摩耗を軽減。
ソールパターン+タングステンピン がもたらす怖いほどのグリップ力を味わってください。 長時間磯を歩くロックショアアングラーにとって、スパイクシューズの難点はステンレス製ピンの減りが予想以上に早いということではないでしょうか? 従来のスパイクシューズのその多くは、長時間の磯歩きを想定して作られたものではなく、渡船によって磯場に上がり、そこで釣りをする為のものだからです。 そのため、ヒラスズキや磯マルのスペシャリストたちの間では「数回の釣行でピンが効かなくなる」と嘆く人も多くいました。 これを解消したのが mazumeスパイクシューズです。 ほぼ均等に配置された30本のピンは従来のステンレスピンの2倍強の硬度を持つタングステン製です。 靴底のパターンは中央部をへこませ踏み込んだ時に外側のグリップが確実に効き、そのときに中央部分も押し出されるので設置面積が広がり、さらなるグリップ力をアップを実現させました。 また、ハードに使うシューズの弱点である「縫製部分のほつれ」を排除する為に、出来る限り無縫製にしています シューズに使っているラスト(足型)はトレッキングシューズの老舗ブランドキャラバンが日本人向けに作った幅広のラストです。 タングステンピンによる高い耐摩耗性と、最大のグリップ力を誇る靴底のパターン、水ぬけの良いエクストリームメッシュデザイン、 トレッキングシューズでは誰もが認めるキャラバンシューズの快適性。 これらを兼ね備えた、究極のスパイクシューズです。 |
ダイワ フィッシングシューズ グリップ力に優れたキュービックスパイクソールを搭載したフィッシングシューズ
堤防などで高いグリップ力を発揮する、新設計キュービックスパイクソールを搭載したフィッシングシューズ。 くるぶしを保護・固定するハイカット仕様で安心感があり、防水性もさらにアップ。 エギングやアジング&メバリング、シーバスなどのソルトウォーターショアゲームを中心に、様々なフィッシングシーンで活躍。 |
阪神素地 スパイクシューズ |
ストリンガー
磯場の釣りにおいて、釣った魚を持ち帰る際にストリンガーがあると便利です。
大型の魚の体重にも耐えられる強度のあるものが良いです。
千葉・房総のロックショア
真鯛(マダイ)が釣れる磯 best5
❶千葉房総の磯釣りポイント
塔婆下・勝浦灯台下の磯
千葉県の最南東に位置する勝浦の一級地磯。
外房地区のこの海域は日本で最も魚種の多い地域ともいわれている。
勝浦の沖合では暖流と寒流がぶつかり、そこに多くのプランクトンが発生し多くの小魚が集まる。
それを狙うフィッシュイーターも数多く集まる地域だ。
この磯のメインポイントは塔婆下と勝浦灯台下の磯。塔婆下は途中胸くらいまで浸水するところもあるが、
そこまで険しいものではなく、岩場伝いに進んで行けば到着できる。
足場の高い岩場で釣りをすることになるのだが、波が強い時は岩場まで波が上がってくるので注意が必要。
ポイント周辺は複雑に根が絡み合っていて比較的浅い。
シャロー系のルアーが有効。マダイやヒラスズキ、更には30キロ級のヒラマサの実績もある。
灯台下の磯は主に本島と湾ドウというポイントがあるが、途中いくつか海溝があるので多少のスイムが必要。
塔婆下よりも水深があり、比較的潮通しも良い。
灯台下の磯の本島は勝浦の磯で一番沖合にあるので回遊待ちではペストポジション。
定員は2,3人程度の小さなポイント。
他にも地図中央はワンドになっていてベイトが追い込まれやすいので、その周辺も意外と熱い。
ワンド横の先端は矢ノ浦と呼ばれていて満潮時でも胸くらいは浸水するが、歩いて渡れる。
❷千葉房総の磯釣りポイント
黒鼻の磯
勝浦の灯台下の磯の西側の岬に位置する超一級磯。
灯台下のようにウェーディングするような場所はなく基本的にはない。
しかし、山を登り、更には断崖絶壁の場所なので慣れていないのなら、絶対に同行者がいた方が良いだろう
黒鼻の磯はそれらを加味しても余るくらいの実績があるポイントだ。
大型のマダイやヒラマサ、ブリなどの実績は外房地区でも随一。
先端は低い磯なので波があるときは釣りが出来ない。急な天候の変化でも波が上がってくるので十分注意してほしい。
❸千葉房総の磯釣りポイント
大沢の磯(マンジュウ)
大沢漁港の東側に位置する磯。
大沢地区はとにかくポイントが豊富で西側も東側もポイントがある。
しかしほとんどのポイントでウェーディングが必須なのでウェットスーツが必須。
その中でもウズ島は潮通しもよく、水深があるので絶好のポイント。
こちらへは泳いで渡る必要がある。
もう一つの好ポイントはマンジュウといわれるポイントで、ここではシーバスなんかも有望。
このエリア全体にいえることだが、小湊地区ではタイの保護区があるので、
そこの個体も多く混じっているせいかマダイの魚影は濃い。
❹千葉房総の磯釣りポイント
白間津の磯
房総の南に位置する磯。
近くに乙浜漁港があるが、その漁港から東部に広がる1級磯だ。
基本的には高所からの釣りとなるのでウェーディングなどはないが、
波が高くなる地形で急な大波で事故も度々起きているので、
安全装備で気象状況には十分注意したい。
居付きの魚影も濃く、ヒラスズキなども有望。
またベイトの回遊も多いのでマダイ、青物ともに絶好のポイント。
ポイントも多数あり、釣り人が多くてもどこかしらで釣りは可能。
❺千葉房総の磯釣りポイント
洲崎灯台下の磯
千葉県の最西部にある岬。
比較的、入磯も楽で磯初心者にもオススメ。
岬の中央付近で駐車場から直ぐのポイントが「テラス」
アクセスの良さから一番の人気ポイント
青物狙いのルアーマンが連日だれかしら入っている。
足場が高く、満潮時でも入釣できる。
磯が引けば左右の磯にも入磯できる。
潮位が低い時はコチラの方が実績が高い。
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