釣り人なら誰しも、「大自然に囲まれながら、美しい川や海で釣りがしたい!」
と思うことは当然であり、釣り人の夢でもあります。
色々な釣りがあるかと思いますが、その中でも、清らかな渓流で釣るトラウトフィッシングは、
特におススメな釣りであり、憧れのターゲットです。
この記事は、ニジマスの釣り方に関して、その魅力や釣り方を解説している記事になります。
その中でも筆者がおススメしているミノーを使ったトラウトフィッシングでは、更に詳しく重要な3つのポイントを解説しています。
具体的なポイントとして
①変化のあるポイントを狙う!
②雨後を狙う!
③動きやすい装備を準備しよう!
以上の3つになります。
こららのポイントを本文中で、詳しく解説していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
ニジマス(トラウト)のシーズン
渓流のトラウトフィッシンは3月~4月の春先にシーズンインを迎えます。
3月頃の早春は水温が低く、活性も低い為、流れの緩いポイントで流れてくる虫や小魚を捕食しています。
水温の上昇と共に活性が上げっていき、初夏の頃には渓流トラウトのベストシーズンを迎えます。
この時期は積極的に小魚などを捕食しているので、ミノーなどのルアーで狙うなら、この時期が最も最適でしょう。
全国的に9月下旬になると、禁漁期にはいるので注意しましょう。
ニジマス(トラウト)の推奨タックル
今回はニジマスをミノーなどで釣る場合におススメなタックルや選び方を解説していきます。
ロッドの選び方
出典:釣り具のイシグロ
長さ5~6フィートほどのトラウトロッドがおすすめです。
というのも短めのロッドにすることで取り回しが簡単になり、障害物の多い渓流釣りでストレスなく釣りを楽しめるからです。
また、硬度はUL(ウルトラライト)がおすすめです。
この硬度だとアクションもしっかりとルアーに伝わるため、ぜひULのロッドを選びましょう。
リールの選び方
出典:TSURI HACK
リールは2000番台のスピニングリールがおすすめです。
1000番台のリールだと巻き癖がつきやすく、ボディが軽いというデメリットがあります。
対して2000番台のリールだとボディの重さもちょうどよく、巻き癖もあまりないので、
トラブルなく釣りを楽しめることができます。
それゆえ、あまり渓流釣りに慣れていない初心者の方は2000番台のスピニングリールを使うのがおすすめです。
ルアーの選び方
ニジマスを狙うなら、3~5㎝ほどの大きさのトラウトミノーがおすすめです。
トゥイッチングを行うのにあまり大きなルアーは必要ないため、このくらいのサイズで問題ありません。
また、カラーは金と銀、茶色の三つのルアーを持っていきましょう。
活性が低いときはナチュラルカラーの茶色、活性が高いときは目立つ金と銀のルアーを使いましょう。
基本的にこの三つのカラーがあれば困ることはありません。
ラインの選び方
ニジマスを狙うのなら、ラインは透明のナイロンラインを使いましょう。
ナイロンラインは合わせたときに糸が伸びやすいというメリットがあり、口が柔らかく仕掛けが外れやすいニジマスに最も適しています。
また、太さは3lbから5lb程度のものがおすすめです。
ニジマス(トラウト)釣りのコツ
ニジマスは警戒心のとても強い魚です。その為、如何に捕食のスイッチを入れされるのかが大切となります。
その為、捕食本能を刺激するトゥイッチングはトラウトフィッシングにおいて非常に有効なテクニックです。
トゥイッチングとは
トゥイッチングとは,リールを巻きながら小刻みに竿の先を動かして、ルアーをアクションさせる釣り方です。
それによって弱っているベイトを演出することができます。
また、ニジマスなどの渓流釣りだけでなく、バス釣りやメバル釣りでも使える汎用性の高い釣法です。
トゥイッチングの特徴
トゥイッチングは,複雑で繊細なアクションができる釣法です。
そして、それによって魚の捕食スイッチを入れることができるのが最大のメリットです。ま
た、大型魚を狙うときにこそトゥイッチングをおすすめします。
なぜなら警戒心の強い大型魚でも強制的に捕食スイッチを入れることができるからです。
ニジマスを釣る為の3つのポイント
①変化のあるポイントを狙う!
基本的に渓流のトラウトは、上流から流れてくる餌を捕食しています。
その為、流れ込みから出る白泡の下に潜んで餌を待ち構えます。
他にも、流れが速いポイントで流れの緩みがあるポイントも有望です。
早い投げれのポイントは点在する岩に流れが当たり、白泡がでるので、水中の酸素が豊富です。
その為、水中昆虫などの餌が豊富で晩春~夏にかけては有望なポイントになります。
先ほどのポイントでも説明していますが、流れの変化があるポイントは白泡が立ったり、虫や小魚などの餌が流れてくるので、積極的に狙いたいポイントです。
代表的なポイントでは、「落ち込み」や「岩場の裏側」、「プールの出入口」などがあります。
落ち込みとは落差のある流れ込みのことをいいます。
落差があれば当然、白泡や流れの変化がおこるので有望なポイントの1つです。
プールとは淵などの川の流れが緩むプール状の水域のことで、プールに小魚が溜まるので、
プールの出入り口付近は好ポイントになるます。
②雨後を狙う!
警戒心の強いトラウトですが、雨後の濁りで警戒心が薄れ釣れやすくなります。
また、雨後は水嵩が増し、多くの小魚や虫などのトラウトの餌が流れてくるので活性が一気に上がります。
しかし、大雨などの場合は水量が一気に増し危険なので、適度な雨がベストです。
③動きやすい装備を準備しよう!
歩きながらポイント攻める必要がある渓流釣りにおいて、「動きやすさ」は非常に重要な要素の一つです。
しかし、渓流で釣る場合は、軽装での釣りは絶対にしてはいけません。しっかり安全面を考えた装備が必要となります。
ライフジャケットはあなたの命を守ってくれるものなので、必ず装備しましょう。
ライフジャケットも機動性を重視したモデルも沢山販売されているので、それを選択するのが良いでしょう。
また、渓流で安全面はもちろん、機動性でも役に立つ装備と言えば、「ウェーダー」です。
浅瀬を渡る際や川歩きが出来るようになるので機動力が段違いに上がります。
また、ポイントで釣る際の立ち位置も比較的自由度が増すので大きなアドバンテージとなります。
しかし、ウェーダーにはブーツと一体型のタイプがあり、誤って転んでしまうとウェーダーの中に水が入り身動きが出来なくなります。
それを防ぐためにも、ウェーディングシューズを履くストッキングタイプを選択するか、鮎用のタイツなどがおススメです。
また、転倒の際に手を守る為にもグローブは準備しておくと良いでしょう。
その他では、コンパクトなランディングネットも用意しておいた方が良いです。
ランディングネットがあること、無理なランディングも必要なくなり、事故の危険性を減らすことができます。
また、ランディングネットを選ぶ際は移動の邪魔にならないコンパクトなものが良いでしょう。
ニジマス(トラウト)釣り方のまとめ
✔シーズンインは3月頃から、本シーズンは初夏
✔釣り方に適したタックルを選択しよう。
①身動きがしやすく、安全面を考慮した装備を準備しよう。
②流れの変化を積極的に狙おう。
③雨後など警戒心の薄れたタイミングを狙おう。
長々と渓流のトラウトフィッシングについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
上記で説明したポイントを理解したうえでトラウトフィッシングを行うことによって、釣果はもちろん。
渓流釣りの魅力でもある、大自然の中での釣りを十分に楽しむことが出来ると思います。
渓流釣りに少しでも興味があるのなら、是非とも始めてほしい釣りです。
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