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<ボラの釣り方講座>ルアーでボラを釣ってみよう!ポイント/ルアーを解説

鯔ルアーでボラを釣ってみよう!
釣り方/ポイント/ルアーを解説

多くの釣り人に外道扱いされ敬遠されることの多いボラ。

しかし、実はボラは狙って釣ってみると意外とテクニックが必要な上級者向けの魚なんです。

 

さらにルアーで釣るとなるとさらに難しい!

ですがその分釣れた分の達成感も素晴らしく、一度狙って釣ってみたら案外はまってしまったという声も。

 

また、意外かもしれませんが、実はボラは食べると鯛よりも美味しいというウソみたいな魚のです。

今までのボラの印象をひっくり返すような事実ですが、そうなると「高いゲーム性」に「強い引き」、なおかつ「食べておいしい」ということになります。

こんな魅力的な魚、釣らない手はないですよね!そこで今回はボラの釣り方から釣るコツ、おすすめのタックルなどボラ釣りについての基本的な情報をご紹介します。

 

ボラってどんな魚?


ボラはボラ目ボラ科に属する魚です。適応力が高く、汚染された水でも生きていけるため、世界中の河口で確認されています。

 

その中でも特に暖かい気候を好み、熱帯・温帯の地域でボラは活発に活動します。

ちなみに日本では北海道以南のほぼ全国に分布しています。そんなボラの全長は平均で50㎝、最大まで成長すると80㎝を超すこともあります。

食性は雑食で基本的には何でも食べますが、特に岩や水底に積もっている着藻類を好み主食としています。

そして、意外な事実かもしれませんが、実はボラはブリなどと同じ出世魚なのです。

関東では「オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ」という風に呼ばれ、最終的にはトドと呼ばれます。

関西では「ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド」とこのように呼ばれます。双方ともに共通した名前が多いですね。

どうでしょうか?一度は聞いたことのある魚もいたのではないでしょうか?

 

ボラの釣れる季節

ボラは基本的に一年を通して釣れる魚です。

 

その中でも4~11月までの水温が温かい時期は浅場を回遊するため、一番釣れやすい時期です。

 

しかし、個人的には冬の時期に釣りに行くことをおすすめします。

というのも、この時期のボラは旬で刺身にして食べると絶品だからです。

 

基本的にボラは身が臭く、釣れてもあまりうれしくない外道として有名ですので、「え?ボラって美味しいの?」と疑問を抱いた方も多いと思います。

 

確かに、ボラは藻を泥ごと飲み込んでしまうため身は食べられないほど臭いと評判です。

ですが実はそれ、水が汚い場合だけなのです。

 

きれいな透き通った海で釣れる冬のボラは「寒ボラ」として有名で、刺身にしてたべると鯛よりもおいしいといわれています。

どうせ釣りに行くのなら、美味しい魚を釣りたいというのが釣り人の正直な気持ちですよね!

なので、ボラを釣りに行くのならきれいな海に冬の時期、釣りに行くのをおすすめします。

 

ボラの釣れる場所

ボラはほとんどが岸から釣ることになります。

 

その上ボラは表層で泳いでいることが多いので、上からのぞき込めば漁港や堤防など様々な釣り場でボラの姿を確認できます。

これは上記で説明した、高い適応能力を生かしているためです。

そんなボラを釣りに行く場合の注意点としては、「できるだけ水質がいい場所に行く」ということです。

その方がおいしくボラをいただけます。それでは、そんなボラが居つきやすいポイントを3つご紹介します。

ボラ釣りポイント①漁港


漁港はボラが居ついていることが多いです。

 

理由としてはこのポイントは小魚が多数生息しているからです。

 

ボラは先述した通り何でも食べる雑食の魚です。

それゆえ餌が多いというのは居つく場所の条件としては非常に重要なのです。

 

しかし、漁港は陸地に近いため潮の流れが悪く、水がよどんでいます。

「それじゃあ余計釣れないんじゃないの?」と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

 

実は生まれたばかりの稚魚や小魚にとって、潮の流れがよく天敵が多い沖に比べて漁港は身を隠すのに最適なのです。

それゆえ小魚たちは漁港に大量に集まってくるという訳です。

そして、ボラはその身を潜めている小魚を狙って漁港に侵入するため、漁港はボラが釣れるという訳です。

しかし、これは一部のボラの話です。基本的にボラは藻を主食としているため漁港内は優先度としては低めです。

 

ボラ釣りポイント②堤防


堤防はボラ釣りでも比較的メジャーなポイントです。

アクセスが容易なうえに潮通しが良いため、ボラが回遊している可能性が高い一級ポイントになります。

 

ですが、欠点としては堤防にはボラ以外の魚も多く居ついており、それらを釣り上げてしまう可能性も高いということです。

しかし、逆を言えばボラ以外の様々な魚を釣れるということなので、特にボラにこだわらずいろんな魚をターゲットにしたいという方にはおすすめのポイントです。

 

また、堤防は足場がしっかりとしているので釣りを始めたばかりの初心者の方でも安心してボラ釣りを楽しめるのは大きな魅力です。

 

ボラ釣りポイント③河口

ここも堤防と同じくボラ釣りではメジャーなポイントです。

さらに今回ご紹介する3つのポイントの中では最も釣りやすいポイントともいえます。

 

というのも、ボラは海と川の入り混じった汽水域を好むという傾向があるからです。

そのうえ汽水域である河口は川から豊富な栄養素が流れてくるためボラにとっては最高の餌場なのです。

その上、流れがよく水質の悪化も少ないため、ボラにとっては非常に過ごしやすい場所なのです。

 

近くに加工があればここで狙うしかないというほど!注意点としては、このポイントは下げ潮の時間になると流れが急激に早くなり釣りにくいという事態に陥るということでしょうか。

 

こうなると非常にストレスのたまる釣りになるので、できるだけそれ以外の時期に釣りをすることをおすすめします。

 

ボラの釣り方

ボラはルアーで釣りをすることをおすすめします。

ボラは食性が高いためミノーでもメタルジグでもテクニックを駆使すれば釣れてくれますが、個人的にはシンキングペンシルで釣ることをおすすめします。

 

というのも、シンキングペンシルの動きはボラの大好物であるゴカイの動きに酷似しているからです。

なのでボラのルアー釣りではシンキングペンシルを使うことをおすすめします。

そんなボラ釣りですが「これを抑えておけばほぼ釣れる」という釣り方の手順があるので以下で詳しくご紹介します。

 

・ボラの群れを目視で発見する
・叩きつけるように勢い良くキャストする
・着水と同時にラインを抑える
・ルアーを水面付近で泳がせる

たったこれだけです。
これを実践するだけでほぼ釣れてくれるので、ぜひ試してみてください。

 

ボラを釣るコツ

ボラは非常に多くの釣り場で見かける魚ですが、実はルアーで釣るとなるとかなり難しいです。

というのも、ボラはその見た目に反し藻やプランクトンなどを主食とする魚なので、ルアーに対する反応が薄いからです。

それでは一見絶対に釣れないように思えますが、一体どのようにしたらボラをルアーで釣ることができるのでしょうか?

ずばり、ボラをルアーで釣るためにはこれから紹介する3つのコツが重要になります。

それでは、以下で詳しくご紹介します。このコツを覚えているかいないかで大きく釣果を分けますので、ぜひとも参考にしてください。

 

1.スレ掛かりを狙う


先述した通りボラは主食が藻のためルアーに反応を示しません。

なので、基本的にスレがかりを狙っていく釣りになります。

そう言うと難しそうに思うかもしれませんが、やってみると意外と簡単です。

 

まずボラが一か所に密集している場所を見つけます。

そのあとその場所にルアーをキャストして、あとは全速力で巻くだけです。

 

ですが、口にかかる保証はないのでものすごいパワーで引いてきます。

釣る時は竿ごと持っていかれないように気を付けましょう。

 

この釣り方の残念な点としては、魚体をぼろぼろに傷つけてしまうことです。

そのためできるだけ釣った後は食べることを心がけましょう。

 

2.暗い場所を狙う


2つ目のコツは暗い場所を狙うということです。

ボラは非常に目がいい魚のため基本的に夜に釣りをすることになりますが、その中でもできるだけ暗い場所で釣るようにしましょう。

特に普段夜釣りだと常夜灯の付近で釣ることになるので、そちらに行ってしまいがちですが、ボラ釣りの場合は逆に釣れにくくなってしまうので絶対に行かないようにしましょう。

 

ねらい目は橋の下の明暗や建物の影などです。

特に橋の下の明暗は釣れやすいのでもし見かけたらそのポイントはできるだけ探るようにしましょう。

このポイントを知っているかどうかは直接釣果にかかわるので絶対に覚えておきましょう。

 

3.ゆっくり巻く


ボラは基本的に夜に釣りをすることになります。

これはボラの目をごまかすためです。

 

しかし、逆を言えばボラからすると餌が見つけにくくなってしまいます。

なので、リールを普通の釣りの時と同じくらいの速度で巻いてしまうとボラはルアーを見つけられなくなるのです。

そうするとまったく釣れなくなります。

 

なので、できるだけゆっくりの速度、特に小魚やバチと同じくらいの速度を意識してリールを巻くようにしましょう。

そうすることでボラがルアーを発見しやすくなり釣れやすくなります。

スレがかりを狙う時とは真逆ですが、しっかりとボラを釣りたいという方はリールをゆっくりと撒くということを意識しましょう。

 

ボラ釣りのタックル


ボラは平均サイズでも50㎝。成長すると80㎝にもなる大型魚です。

そのためその巨体から生み出されるパワーに耐えられるだけのタックルをそろえるということは重要です。

 

ボラ用のロッド選び方


Lクラスのシーバスロッドを使いましょう。

アジングロッドでも釣れるという情報もありますが、シーバスロッドのほうがやはり安心感があります。

また、Lクラスは穂先が固くパワーが大きいので力強いボラの引きでも十分に渡り合えます。

長さは7~8フィートのものがおすすめです。

ボラ釣りでは遠投することがあまりないのでこれくらいの長さでも大丈夫です。

さらに取り扱いにも困らず、快適に釣りを行えるので7~8フィートの長さがボラ釣りでは一番適しています。

 

ボラ用のリール選び方

リールは2000~3000番台のスピニングリールを使いましょう。

ボラはパワーが強いですが、2000~3000番台のスピニングリールでも十分相手ができます。

また、スピニングリールはベイトリールと比べて使いやすいので、釣りを始めたばかりの初心者の方でもストレスなく釣りができると思います。

 

ボラに最適なライン

ラインはナイロンの2号を使うのをおすすめします。

ナイロンラインはPEラインと比べてライントラブルが起こりにくいという特徴があるので、暴れることの多いボラとは相性がいいです。

また、PEラインを使いたいという場合は1号前後のものを使いましょう。この号数だとボラの強い引きにもしっかりと耐えてくれます。

 

ボラが釣れるルアー

先述したようにボラ釣りでは細身のミノー、シンキングペンシル、ジグヘッドを使ったワーミングが有効です。

理由としてはボラの大好物のゴカイと動きが似ているからです。

また、選ぶ際のコツとしてできるだけ小さめのルアーを選ぶようにしましょう。

実はボラはあの巨体に見合わず口が小さいのです。

そのため大きめのルアーだとうまく口に含むことができず、何度も吐き出してしまいます。そうすると何度もアタリが有るはずなのになかなか釣り上げられないという事態に陥ります。

そのためできるだけ小さめのシンキングペンシルを使うようにしましょう。

 

総評
今回はボラ釣りについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ボラは汚い川で群れているうえに臭いという印象が強いため、釣り人には敬遠されている魚です。

しかし、実は外海で釣れるボラは鯛よりもおいしいという評判の、味についても非常に魅力的な魚なのです。

そのうえ引きもすさまじく、十分に楽しめるので釣らない手はないですよね!

そんなボラは「普通の釣りに飽きてきた・・・」「大物の強い引きを味わいたい!」という方にこそぜひ狙っていただきたいターゲットです。

 

季節で釣れる魚は下記でチェック↓↓

 

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