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【石鯛/イシダイの釣り方入門】おすすめのタックルから釣るコツまで徹底解説

石鯛イシダイの釣り方入門
おすすめのタックルから釣るコツまで徹底解説

出典:HONDA釣り倶楽部

幻の魚イシダイ。釣り人なら一度は釣ってみたい憧れの魚です。

 

とはいっても幻の魚という異名を持つほどに警戒心が高く釣れにくいです。

ネット上でもなかなか釣れなくて釣り上げるのが難しい魚という評判です。

そのためイシダイを釣りに行きたいけど釣れるのか二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回はイシダイの釣り方からおすすめのタックル、釣るコツなどイシダイ釣りにおける基本的な情報をご紹介します。

 

本記事を参考にしていただければ釣れる確率が大きく上がること間違いなしなので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

イシダイはどんな魚


出典:市場魚介類図鑑

イシダイはスズキ目イシダイ化に属する魚の一種です。平均サイズは50cmですが、最大70㎝にまで成長します。

ですが、水温によっては成長に差がつくとも呼ばれ極度の低温・高温ではなかなか成長しません。

適水温は18~24度で、比較的温かくて浅い海を好みます。

その中でも岩礁地帯を好み、底の方でよく泳ぎまわっています。

 

魚類の中でも好奇心が強いことで有名で、人が近づいてもなかなか逃げません。

そのためダイビングをしたことがある方はイシダイを見たことがあるのではないでしょうか?

 

そんなイシダイは肉食性の魚で主食はエビやカニなどの甲殻類です。強靭な顎でかみ砕くことによって比較的大きめのエビやカニも食べてしまいます。

ですが、どちらかというと小さめのサイズを好むので、餌を付けるときもできるだけ小さいものにした方がいいでしょう。

また、極稀に貝やウニなどを食べることもありますが、基本的にはこのような小型の甲殻類を食べています。

 

 

イシダイの釣れる季節


出典:うおとぴ

イシダイの釣れる時期は2つあります。

1つ目は3~6月の春の乗っ込みの時期で、2つ目は水温が下がり始め活性が高まる9~11月の秋の時期です。

これらの2つの時期はイシダイが活動しやすい適水温になるので釣れやすくなるのです。

その中でも個人的には秋の時期に釣りに行くことをおすすめします。

 

というのもイシダイは春から夏の時期にかけて産卵を行うからです。そのため産卵直後で体力回復に躍起になっている秋の時期はイシダイが釣れやすい気がします。

冬の時期に備えてというのも釣れやすい理由ですね。

 

しかし、近年は地球温暖化の影響により通年釣れることもあります。

また、それだけでなく以前までは釣れていたのに今年は釣れなくなったということも起きています。

 

なので、一応釣りに行く前に釣果情報をチェックしたり、行きつけの釣具屋さんで釣れているか聞いてみたりと事前に情報を集めておくことをおすすめします。

 

イシダイの狙える場所

 

 

イシダイの釣れる場所①
潮通しの良い磯

磯の王様と呼ばれることもあるイシダイ。

釣れるポイントとして岩礁帯は外せません。

その中でも特に潮通しの良い磯や岩礁帯のある堤防で釣りをすることが重要です。

 

潮通しのいい磯はイシダイの餌となる小型生物も集まってきますから、釣れやすいのです。

また、狙う際のコツとして磯際にあるポイントよりも少し沖側にある深場のポイントを狙いましょう。

 

その方がイシダイが潜んでいる可能性は高いです。

とはいえ、水深がなかったとしても底が荒かったり、溝が多かったりして地形の変化が豊富であればイシダイは意外と釣れます。

 

また、これはイシダイ釣りにおいては必須ともいえますが、基本的にタナは底の方を狙って釣るようにしましょう。

イシダイは底で集まっていることがほとんどですから。

 

 

イシダイの釣れる場所②
ストラクチャーの多い堤防

ストラクチャはイシダイが釣れやすいポイントです。

というのもイシダイはその生態上、穴場を好むからです。

このポイントは天敵からも身を防ぎやすいのでイシダイにとっても格好の場所です。

また、成魚になると岩の隙間や洞窟を好み居つくようになりますが、まだ成長しきっていない幼魚の場合は堤防の消波ブロックなどにいることが多いです。

そのため大型の成魚を狙うのなら磯などの岩礁を狙い、中型のイシダイを狙うのなら消波ブロックなどを狙いましょう。

ちなみに、実はイシダイは大型サイズよりも中型サイズのほうがおいしいので、ゲームを楽しむのなら大型、味を求めるなら中型を狙い釣りをするようにしましょう。

 

 

イシダイの釣れる場所③
ワンド

ワンドとは磯の中でも入り江状になっている場所のことです。

この場所は潮通しは悪いですが、その分魚たちにとって通り道になっていることが多いのでこのポイントでもイシダイは釣れてくれます。

 

また、ワンドは潮の関係上ベイトが溜まりやすいのでポイントによってはヒラスズキや青物などの嬉しい獲物が掛かることもありますよ。

イシダイを釣りに来たけどなにも釣れなくてぼうずの雰囲気が漂ってきたときに狙ってみるのをおすすめするポイントです。

また、このポイントを探す時もタナはできるだけ深めを中心に探るようにしましょう。

 

 

イシダイのポイント

イシダイを釣る際に狙うべきポイントとしては以下の3つがあります。

この3つを重点的に狙うのがイシダイ釣りにおいてのセオリーです。

①シモリ

シモリというのは、水中に隠れている岩礁の事で、潮通しの良いエリアならば、このシモリに潮が当たるポイントが1級ポイントとなります。

シモリとシモリの間には、潮の流れが発生しますので、回遊してくるイシダイが居付きます。

狙い方としては、潮当っているところに仕掛けを投入し、仕掛けが着底したら竿を少しシャクッて仕掛けを持ち上げては置くという動作を繰り返します。

以上の動作を繰り返して地形を把握し、シモリの際のポイントを捜すことが重要です。

 

②カケアガリ

カケアガリは底が急に深くなっている地形のことで、強い流れが発生しやすいポイントで、泳力の弱い小魚を効率よく捕食出来る為、フィッシュイーターが好んで潜むポイントです。

これはイシダイにも言えることで、流れによってイシダイの好物となるエビやカニなどが流れによって運ばれます。

流れのあるポイントは格好の餌場となるわけです。

見つけ方は簡単で、他の場所より波が上がる場所や潮目が出来る場所が目印です。

 

③溝(ミゾ)

海溝もイシダイの好ポイントです。

海溝や溝は沖からの潮の通り道になっており、回遊する魚も当然その道を通って接岸します。

海溝の見つけ方は、先ずはGoogleマップなどの航空写真を確認するとわかりやすいです。

他の場所より濃いブルーならば、他の場所よりも深いことがわかります。

 

また、現場で確認するには、遠くに仕掛けを投入し、少しずつ引き寄せながらオモリから伝わる感触を頼りに海溝を探ります。

溝にオモリが入れば竿先が入るので、道糸を出して仕掛けを落ち着かせましょう。

 

イシダイの釣り方

イシダイの釣り方で最もポピュラーなのが、「ぶっこみ釣り」です。

 

そもそも、釣りにおいて最もストレスのたまることは何でしょうか?

全然釣れないことであったり、アタリが有るけど何度もバレてしまうことであったりと、人によってさまざまだと思います。

多くの方にとって根掛かりと言えばストレスのたまることの筆頭ではないでしょうか?

 

ですが、ぶっこみ釣りの捨てオモリ仕掛けは、その名の通り重りが底に引っかかった時にオモリだけを切ってしまうことで根掛かりを防ぐことができます。

ですので、個人的には捨てオモリ仕掛けで釣りをすることをおすすめします。

 

釣り方も非常に簡単で、餌を付けて目安の場所にキャストしてあとは待つだけ。そのため初心者の方でも安心して釣りをすることができます。

 

イシダイを釣る為のコツ

 

①しっかりとフッキングさせる

これはイシダイを釣るコツの中でも最も重要な点です。

しっかりとしたタイミングでアワセをすることで、非常に高い確率で針掛かりさせることができます。

「なんか難しそう・・・」と思う方もいるかもしれませんが、そう難しくありません。

 

イシダイはアタリが明確なので穂先が一気に曲がります。

そうなったら竿を立てて待っておきます。

沖に走り出すのでラインがピンと張ります。

そしてその瞬間に、大きめにアワセを入れるのです。

 

そうすれば重量感が竿に乗りしっかりと掛かっていることが分かるはずです。

ですが、注意してほしいことはここで焦って勢いよくリールを巻いてしまうことです。

そうしてしまうとせっかくのイシダイをばらしてしまう原因にもなります。

 

沖で針をかけているので冷静に落ち着いて寄せましょう。

またその際に空気を吸わせるようにすると弱りやすいので手前で抵抗されたときはそれを意識してみましょう。

 

②一投目と二投目に集中する


出典:tidepooool
これはイシダイを釣るコツというよりはアタリを逃さないコツと言った方がいいかもしれませんが、イシダイ釣りにおいてこの点は非常に重要です。

というのも、イシダイは一投目と二投目に釣れやすいという傾向があるからです。

 

よくキャストした後にそんなすぐに釣れないだろうと竿置きにおいてリラックスしている人も見かけます。

しかし、イシダイ釣りではそれはあまりよくありませんに一投目と二投目が一番釣れやすいので、そのまま竿を置きっぱなしにしてしまえば最悪ロッドごと持っていかれることもあります。

 

一応尻手ロープをつけていれば安心ですが、やはり油断しているとせっかくのチャンスを逃がしてしまいます。ですので、絶対に一投目と二投目は特に集中してロッドから目を離さないようにしましょう。

 

③手返し良くキャストする

イシダイは頭上から落ちてくるものにしか反応を示さないので、手返しよくキャストすることが重要になります。

なので、短いスパンでどんどん投げていきましょう。

それが一番イシダイが釣れるコツです。

 

そう聞くとそんなの当り前じゃないかと鼻で笑う方もいるかもしれませんが、実はこれができている釣り人は意外と少ないのです。

イシダイは決して簡単に釣れる魚ではありません。その釣れにくさから幻の魚と揶揄されるほどです。

 

そんなイシダイを釣るためにはやはり何度も何度も短いスパンで手返しよく攻めていくことが重要になります。

 

また、その際になんども攻めすぎてイシダイのアタリが遠のいたりした場合は撒き餌をしてみるようにしましょう。

特に釣り場周辺で釣れるウニなどの撒き餌は非常に効果的な傾向にあります。 

 

 

 

イシダイ釣りのタックル仕掛け

イシダイ竿の選び方

ロッドはイシダイ専用のものが安心です。

というのも、イシダイの繊細なあたりでもフッキングできるティップと強烈な引きに対抗できるバットパワーが必要です。

 

長さは5m前後のものが取り扱いもよく使いやすいです。

逆にこれ以上長いサイズだとうまく操作できずかなりストレスのたまる釣りになってしまいます。

 

また、硬さは一般手にM~Hまでのものが使われますが、MH以上のロッドがおすすめです。

Mだと柔らかすぎて、大型が掛かると根から引きはがしにくいのと、取り込みが難しいので、強めのものを選ぶと良いと思います。

 


出典:SHIMANO

もう一つイシダイ竿選びで、大切な要素として、継ぎ目のタイプがあります。

イシダイ竿には振出、並継、インロー継、逆並継などがあります。

最初の1本を選ぶのであれば、並継のものがおススメです。

 

イシダイ用リールの選び方

リールもロッドと同じくイシダイ専用の両軸リールを使いましょう。

国産のリールには40と50の2種類がありますが、基本的には遠投をすることになるので後者を選ぶようにしましょう。

 

また、注意点としてはナイロンの20号を200mほど巻けるものを選ぶというのが挙げられます。

大型を狙うとなると太いラインを使うようになるのでリールは自然と大きめのサイズが求められます。

 

最新のイシダイ専用リールにはカウンターがついているものが多いので、できるだけ最新のものを買うようにしましょう。

別にカウンターがなくともある程度のタナ取りは可能ですが、初心者の方にはやはり少し難しいです。

ですが、カウンターがあれば初心者の方でもタナ取りを快適にできるので使うのをおすすめします。

 

 

イシダイに最適なラインの選び方

ラインはナイロンの20号をおすすめします。

ナイロンラインはPEラインと比べてライントラブルが起こりにくいという利点があります。

そのためナイロンラインを使うとイシダイ釣りの最大の難点である根掛かりを回避しやすくなるのでおすすめです。

 

とはいっても、たとえナイロンラインを使ったとしても必ずと言っていいほど根掛かりは起こってしまうのでナイロンラインだからと言って過信するのはやめておきましょう。

 

また、根掛かりが起こったときはゆっくりと横にロッドを引っ張るようにしましょう。

上にロッドを振るよりも横に振るほうが断然抜けやすいです。

 

また、その際に勢いよく力任せにロッドを上げることだけはしないようにしましょう。

せっかくのイシダイが逃げてしまうことに繋がります。

 

瀬ずれワイヤーは長すぎると遠投しづらくなってしまいますので釣り場に対応して長さを変えるようにしましょう。

ですが、イシダイ釣りでは1ヒロ前後が主流です。

 

サルカンは餌の付け替えなどの手返しを考えるとスクリュータイプのものを使うのをおすすめします。

ハリスは38番のフロロカーボン製だと擦れにも強くて安心です。

長さは20㎝くらいがおすすめですね。

 

一番釣れやすい気がします。また、ビニールチューブは絶対に付けるようにしましょう。

ハリスが外れるのを防いだり、キャストした際の絡み止めになるのでこれがあるのとないのでは釣りの快適度合いが段違いです。

 

捨て糸は6号で50mくらいのものがおすすめです。オモリは40号のものを使いましょう。

また、大型のイシダイは鉄製でギラギラと輝くものを危険だと認識しているので重りを茶色や青色などに塗装しておくと釣れやすくなりますよ。

 

 

針は鋭くて丈夫なものであればなんでも釣れてくれるのですが、個人的には専用のイシダイ針を使うのをおすすめします。

サイズは15号ほどが一番対応力がありますね。

 

イシダイ釣りにおけるエサは、サザエ、トコブシ、アワビ、イセエビ、ウニ、赤貝、アサリ、カニ、ヤドカリなどがあります。

イシダイ釣りではウニが主流となっています。

ウニにはシラガウニ、ガンガゼ、バフンウニなどがありますが、釣行場所や時期に合わせて使い分けます。

 

実際のハリへの装着方法は、まずウニをトングや専用のハサミで掴み、ウニ切りバサミでトゲをカットします。

次に、ウニ通しを使ってガンガゼの中心を貫きハリスワイヤーに通します。

ハリ先はガンガゼの殻に埋めておきます。

 

総評

今回はイシダイの釣り方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

イシダイは高級魚としても有名でその味も絶品の一言です。

さらに引きも強くて一度釣ると病みつきになること間違いなしです。

とはいっても幻の魚と言われるほど釣るのが難しい魚なので、ご紹介したコツを駆使しても釣れるかどうかはわかりません。

なので、一度釣れなかったといってもそこであきらめず、何度もチャレンジするのがイシダイを釣り上げるための最大のコツですよ!

まずは手始めに今週末イシダイを釣りに出かけてみてはいかがでしょうか?

 

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