2020年10月 千葉県外房某所・・・
この日は秋のショアマサを狙って地磯釣行。
朝4時、まだ日も出ていない時間帯に山を越えポイントに向かう。
このポイントは駐車スペースからポイントまで、片道30分程度の道のり。
雑誌などにも乗っているポイントだが、意外と釣り人は少ないマイナーポイント。
筆者は、メジャーポイントは非常に苦手というか、嫌い。
のんびり釣りがしたいのに、わざわざ混んでいるところに行くのは嫌なのだ。
意外と知られていないが、メジャーポイントはそれなりに人が入る分、釣果も多くなるのは必然的だ。
でも、人数当たりのヒット率でみたら、メジャーポイントもマイナーポイントも変わらない。
というか、場所の自由が利く分、マイナーポイントの方が有利だとも思っている。
確かに、メジャーなポイントは好条件が揃っていて、魚の回遊が多い場所が多い。
でも、知られていないだけで、マイナーな場所でも、魚の回遊が多い場所は数多く存在するし、実際に多くの釣り名人が選ぶのはそんな場所である。
少し話はズレてしまったので、本題へ(汗
ポイントへ到着したのは,ちょうど日が見えるか見えないかくらいの時間帯。
外房では、この時間帯は、ヒラマサよりもカンパチの方が実績があるので、先ずはシンキングペンシルで中層より浅いレンジを狙う。
元々、浅い地形の外房ならば、中層以上の浅いレンジでもカンパチは釣れる。
しかし、この日は反応なく、日が昇ってしまった。
ここからは、ヒラマサ狙いにチェンジ。
ダイビングペンシルで誘ってみるが、結局ノーバイト。
次は、50gのジグにチェンジしてボトムから中層を探る。
10時頃まで粘るが、結局、魚の反応は得られなかった。
あきらめて、帰ろうと釣り座の反対側のワンドを見ると、水面がざわついているのが見える!?
おッ!?
水面がボコボコと数か所でナブラが立ち始める!!!
キタか!!!
とっさにナブラのやや向こう側に投げ込む。
しかし、反応は無し。
時折、小魚に触れているのは分かる・・
めげずに投げ続ける。
しかし、全く釣れずナブラは沈静化・・・・
「さあ、帰ろうか・・」
磯の入り口付近まで、帰っている途中にワンドの対岸でまたボイルするのが見える!
急いで対岸の岩場へ!
間近でみると、、
「ん??なんか小さくね??」
岩場付近にはシラスの群れが見える。よく見るとシラスが磯に打ち上げられている。
「こっちがベイトか!そりゃ、食わないわけだ!」
そうなるとボイルしている魚が何なのか非常に気になる!
しかし、今日はヒラマサ用のヘビータックルしか持ってない・・・・
「何か小さいルアーは無いか・・・。ん、これでいけるか?」
メバル用のマイクロプラグが何故か紛れていた(汗
よし、これで狙ってみよう!
早速、付け替えて投げてみるが、めちゃくちゃ投げづらい(涙
ショアジキロッドに、1gのルアーは厳しすぎる・・
しかし、ラッキーなことに、ナブラは自分の目と鼻のところでずっと続いている。
ふわっと2,3m先にキャストして、トゥイッチで巻いてくると・・・
クン!
「来た来た!」
バレないようにゆっくりと巻いてくると釣れてきたのは、
良型のムツ!
犯人はこいつだったか!
ショアジキでフィネスという展開もあってか、意外と面白いぞ!
同じ要領で、更にキャストすると、またまた良型のムツ。
この後は入れ食いに!
更に30cm近いアジも混じって乱舞!乱舞!
とりあえず、タイドプールを満杯にして、自分も満足満足!
波の来るタイミングで、全ての魚を逃して、この日の釣行は終了。
こういう体験を一人占めできるのもメジャーポイントにはない所。
外房では、これからは秋の青物ベストシーズン。
皆さんも、メジャーポイントでゆったりと釣りをしてみてはどうでしょうか?
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